いけばなは高校に入ってから習い始めました。友達に「入学の記念に何か習おうよ」と誘われたのがきっかけです。松岡史先生が私の母の友人で、お花を教えていただくことになったのです。一時は友人4人組で通っていましたので、先生のご自宅の近くの神社でお菓子を食べたり、ひとしきりおしゃべりをしてからお稽古に行くのが楽しかったですね。
豪快な先生でしたが、残念ながら私が結婚する頃にお亡くなりになり、同時期に今の師である吉田佳翠先生を紹介していただきました。実は松岡先生に師事していた頃、先生に言われて、一緒にお稽古していた方を帰りにお送りしたのですが、その方に主人を紹介していただきました。お花を習ったおかげで結婚できたというわけです!また、偶然にも松岡先生のご命日と私の誕生日、吉田先生の誕生日は同じ日。毎年吉田社中でお誕生会をしますが、在りし日の松岡先生を思い出す日でもあるのです。当時の友達はみんなお花をやめてしまいましたが、今も変わらず交流はあり、花展の時には見に来てくれます。 |

●熊本の華人展に社中の方と二人で出瓶。実家の庭の苔を剥いで苔玉をつくりました(2009年3月) |
研究会で85点が何度か続いた時は、「自分にはお花は向いていないのではないか」と落ち込み、やめようと思ったこともありました。でも、長く続けていると嬉しいこともあるものですね。地区別に行き始めて10年目の頃、思いがけず優秀賞をいただきました。自分自身も先生も「信じられない!」といった感じで、神様のプレゼントだと思いました。しかも翌年も優秀賞をいただき、これはもう「お花を続けなさい」という神様のお達しだと! 本当に天使が一瞬舞い降りたような2年間でした。今はまた、天使はどこかに旅立ってしまったようです(笑)
とにかく私は綾小路きみまろさん並みに「潜伏期間30年」で、今までは花展にもあまり出品したことがありませんでしたが、ここ数年はいろいろなところに出させていただいています。今は研修に行っているので、自分で花型を決められる時は勉強を兼ね、研修で合格していない花を出品するようにしています。今まで出してこなかった分、何事も経験と思い、お話があればどこへでも出向き、恐れずに挑戦しようと思っています。
支部のお手伝いも3年前までしたこともなかったのですが、準幹部になり実際やらせていただくと、先輩の先生方がいかに長い間支部を支えてこられたのかを実感し、感謝するばかりです。 |

●研修課程U期3年目、文人花を合格していなかったので(というわけでもないのですが)出瓶
(2010年9月 熊本市藤崎八幡宮 秋の大祭に献花)
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